自動車ローンはどれがいい

2013年11月に車を購入する際に調べた、自動車を購入に使用できるローンをあれこれチェックしていきます。

フィアット500を購入のつもりが

 10月も終わろうとした頃、妻がフィアットのディーラで契約書をもらってきました。

 ホイールキャップをサービスしてくれるのと、ETCを付けて総額220万でした。UP!と比べると10万ほどこちらの方が高くなります。私も試乗をして、思いのほか楽しい走りをしてくれたので、フィアット500に契約をするつもりでした。

 

 契約書を持っていく3日前にVWのディーラーから電話があり、是非私にUP!を試乗だけでもして欲しいとのことでした。時間が取れないのと、とれても夜遅くなるので断るように言ったのですが、遅くなってもいいそうなので仕事が終わってから19:40位にショールムに行くと、担当のセールスマンが電気つけて待ってくれていました。

 

 早速キーを借りて、一通りの操作の説明を受けて出発です。ネットの書き込みどうり、1速から2速の変速ショックはものすごいものがあります。国産車しか所有したことのない私はウインカーのレバーが左右反対なのに、2,3度戸惑いながらキビキビ走るUP!のステアリングを握ります。

 

 そのうち慣れてくると、1速から2速の変速時にアクセルを少し抜いてあげれば、変速ショックがすくなくなるのがわかりました。フィアット500と比較すると、シートはUP!の方が硬く、サスペンションはフィアットの方が硬い印象です。シートの出来が素晴らしく、ヘッドレストのないチープな薄いシートに見えましたが、小ぶりでも体にピッタリフィットした、長く乗っても疲れない印象をもちました。

 

 サスペンションも優秀で、高架のつなぎ目の金属部分を通過する時のショックの吸収の仕方は特筆もの、今まで乗ってきた車とはけた違いで、路面の接地感が全然違います。フィアットと比べても設計年次の違いでしょうか、明らかにこちらの方が洗練されています。ブレーキのマスタシリンダーがフィアットは左側についていたのも、私には大きなマイナス点です。

 

 ショールームに帰り、ルームミラーカバー、コンソロールカバー、リアゲートプロテクト、ドアステップガードなどキャンペーンのナビとETCを除いて付けたいオプションを総計したら211万でした。気になる下取りも一発で10万の提示がありましたので、私自身はUP!が購入の第一候補になっていくのです。

家族会議の実施

 最終的に購入する車の候補は、フィアット500とVWのUP!に絞ることになりました。

 家族全員の希望を聞くことにします。妻はフィアット500。中学生の長男もフィアット500。小学2年の長女もフィアット500という結果です。女性と子供には、あの愛らしいスタイリングがたまらないのでしょう。

 

 私は一人UP!派となり、全員を説得していく事になります。

 第一に2ドアでは家族4人が乗るのに不便であること。

 第二に設計年次が新しいUP!の方が機能上洗練されている上燃費もよく、エコカー減税分を考慮すると支払金額が10万円、下取り分を考慮すると15万円の違いが発生すること。

 第三にUP!なら上級グレードのハイUP!が購入でき、15インチのアルミホイールやシートヒーター、クルーズコントロールが装備され、全車にシティーエマージンブレーキが装着されていること。

 

 車を選ぶ際に女性は、スタイリングや見た目の第一印象で、たたずまいや自分の感性を重視しますが、男性は機能性であったり、スペックと価格を比較してのお得感を重視する傾向があると思います。まさに今回はこのケースで、3対1で私が劣勢となってしまったのです。

 よいよ次回は購入車両が決定します。