自動車ローンはどれがいい

2013年11月に車を購入する際に調べた、自動車を購入に使用できるローンをあれこれチェックしていきます。

ディーラーは残価設定型ローン

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 ディーラーローンの独断場といっても良いのが、残価設定ローンでしょう。イメージとしては頭金の代わりに、最終回に支払う残価を設定しておき、毎月の支払いが軽減できるようになっています。

 

 上記の図はトヨタディーラーで扱っている「トヨタクレジット」の残価設定型のマイカーローンのイメージとなります。トヨタ以外のディーラーでも、殆どのディーラーで「残価設定型」を取り扱っています。

 

 基本的には、普通のマイカーローンの使用をお勧めしますが、「頭金を用意できないが月々の支払いを抑えたい」、「一つ上の車種が欲しい」などの理由がある方にはメリットがあります。

 

 残価設定型によっては通常のマイカーローンと比較して、金利を優遇する場合もありますので、頭金を最終の支払いまで置いておいて、残価設定型を選ぶ方法もあります。

 

 

 

自動車販売店のローンのメリット3

カーディーラーや自動車販売店のローンを使うメッリトは

 1.申し込みが簡単

 2.審査が通しやすい

とありました。

 

今回は3つ目のメリットを考えてみたいと思います。

 

 販売店は車を販売した際に、現金で車を販売するのと、販売店で取り扱っているカーローンとどちらが良いと思いかすか?

 

 通常、商品買い付けや商品売買は現金が喜ばれますので、当然現金の方が良いのでは?

と思ってしまいますが、実はローンの方です。

 

 ローンで自動車を販売した場合、車の代金はお客様に代わってローン会社が一括して販売店に支払ってくれます。ここまでは結局、現金で販売しようとローンで販売しようと代金が販売したお客様か、ローン会社かの違いだけで変わりません。

 

 しかし、一般的にローンで自動車を販売したケースでは、ローン会社から販売店に手数料が入ってきます。同じ金額で車を販売した場合ローンで販売したほうが、販売店は儲かるわけです。

 

 ここまでの話ですと、「販売店のメリットは分かるけど、購入者にメリットはあるの?」と思うのも無理はありません。

 

 セールスマンの立場から考えると、どうしても実績が欲しい場合値引きをしますが、

ローン契約の場合はその分の手数料マージンを考えて、値引き原資に回せるのです。

 

 月末近くや、決算シーズンなどは特に効果的と言えるでしょう。以上のことから販売店のローンを使うメリットその3は、値引きを引き出しやすいになります。

 

 

 

 

自動車販売店のローンのメリット2

 様々なマイカーローンがあるなかで、カーディーラー、自動車販売店のマイカーローンを選ぶメリットの2つ目です。

 

 メリット 2 審査が通しやすい

 

 カーディーラー、自動車販売店のローンを選ぶ際のメリットとして2つ目のメッリトとして、審査に通しやすい点があげられます。

 

 基本的にカーディーラーや自動車販売店のローンを申し込む場合は「所有権留保」といって車検証上の「所有者」がカーディーラーや自動車販売店、もしくは信販会社など購入者の名義となりません。

 

 ローン返済中は販売者側(ローン会社)側に所有権がある訳ですから、審査も当然緩くなる原理です。ただし、緩いといっても、過去に支払いの遅れが数多くあったりする、俗に言うブラックの場合は当然審査に落ちる場合があります。

 

 ディーラーのローンの場合尾は、カーメーカーのフィナンシャルグループが専用のローンを、ディーラー以外の自動車販売店は複数の信販会社のオートローンを取り扱います。カーディーラーはメーカー系のローンに対して顔が利きますし、他の販売店の場合は、複数のローンから審査の通しやすいローンをチョイスすることも可能です。

 

 以上からカーディーラー、販売店のローンは「審査にとしやすい」のがメリットといえます。

 

 

ディーラーのローンが一番お得?

 車を購入する際にローンを組む場合はディーラーであったり、車屋さんが扱っているローンを使うことが多いと思います。そこでディーラーのローンを選ぶ場合のメリイととデメリットを考えてみます。

 

 メリット 1 申し込みが簡単

 

 メリットとして一番に挙げられるのが、申し込みが簡単な点です。車を購入するためと、使用目的が決まったローンを販売店が手続きをするわけですから当然といえば当然です。

 

 私の経験上、車の販売店のローンを申し込む場合は所得の証明をする書類などの提出を求められることはありません。もちろん20歳以上でお勤めをされている方であれば保証人も必要ありません。必要なものは運転免許書と印鑑ぐらいでしょうか。

 

 さらに申し込みの手続きもほとんどセールスマンがやってくれます。やることといえば、申込者の欄に氏名、住所、電話番号、勤め先を記入、捺印をするだけです。場合によってはセールスマンが必要事項はセールスマンが全部記入して、捺印するだけOKの場合もあります。

 

 以上を踏まえて、ディーラー、車屋さんのローンを使う一番のメリットは、申込みのしやすさだと言えるでしょう。

 

残価設定型の自動車ローン

今回は残価設定型の自動車ローンについてです。

 

残価設定型の自動車ローンは新車を販売するための新しいタイプのローンとして、カーディーラーで力を入れてきましたが、最近ではオリコなどの大手のクレジット会社でも取り扱いが出来る様になってきました。

 

残価設定型のローンの特徴は3年又は5年後の購入する車両価格の残価を予め設定しておき、残りの金額を分割で支払っていくところです。そのために、月々の支払い負担を軽減できるのが最大のメリットです。

 

3年又は5年後の最終支払時にどうするかは、概ね以下の3パターンとなります。

 1.残価の金額を一括又は再ローンで支払うことで車に乗り続ける。

 2.車を返却する

 3.購入したディーラで新しい車に乗り換える。

 

残価の設定率(金額)や、最終支払時の車両の走行距離、車両状態によっては残価との評価の差額が発生して負担を求められる場合があったり、逆に走行距離が少なく、車両状況が良い場合はキャッシュバックを設定している場合もあります。

 

利用をお勧めできるのは、3年又は5年後にまとまった資金が用意できて、月々の支払い負担を軽減したい方、3年又は5年で定期的に新車に乗り換える方、年間の走行距離が少ない方などにお勧めの自動車ローンと言えるでしょう。

 

カーディーラーでしたら必ずと言っていいほど1番に勧めてくるローンですので、ディーラー(メーカー)ごとの違いを調べてみると結構面白いですよ。

 

 

 

 

 

自動車ローンの使用目的

今回は自動車ローンの使用目的についてです。

自動車ローンを組む場合の使用目的としては、新車や中古車の購入と言った自動車の購入資金として利用するのが一般的でしょう。

 

車を購入するための自動車ローンですが、ローンの種類によっては、新車のみであったり、中古車もOKであったりと、使用目的が車の購入であっても制限されている場合があります。

 

みずほ銀行のマイカーローンは名称も「新車ローン 」となっており、使用用途は新車の購入と他の金融機関で支払中の新車のマイカーローンのみとなっています。

 

損保ジャパン日本興亜クレジットの自動車ローンは「新車ローン」と「中古車ローン」の2つがラインナップされており、違いを見比べると、金利が新車ローンの2.8%にたいして、中古車ローンは3%と0.2%高くなっています。

 

借り入れできる金額も、エントリー商品といえる「新車ローンN50」と「中古車ローンU50」では新車ローンが50万~199万となり中古車ローンは50万~99万と、上限金額が100万円も中古車ローンは低くなってしまいます。

 

また新車ローンN50」の申込みできる方は年収400万円以上ですが、「中古車ローンU50 」は年収500万円以上が求められます。

 

以上のことから、自動車ローンを利用する前に、新車と中古車に使えるローンであるか確認することと、借り入れの条件が新車よりも中古車の方が、金利などでの面で不利な場合があることを知っておきましょう。

 

 

限度額の大きな自動車ローンは

自動車ローンは各商品ごとに融資の限度額が設定されています。

パンフレットや各ローン会社のサイトをチェックしてみると、「最高額は●●円」といった具合で、必ず記載があります。

 

私が見てきた中で銀行系は500万の所が多いようです。信販会社系では明確に記載されていない場合も多いですが、記載されているところは300万円の所がアプラスセディナにありました。

 

上限なしと書かれている所もありますが、明確に上限金額を記載されている場合は1000万がほとんどです。1000万の限度額を提示しているのも銀行が多く関西アーバン銀行や、ネット銀行では「住信SBIネット銀行」の自動車ローンがこれに当たります。

 

通常上記の500万や上限が1000万もあれば、自動車購入のローンとして困ることはないと思いますが、上限まで借りられる方は少ないと思ったほうが良い出よう。

借りられる金額に、年収に占めるローンの割合や年収に対しての返済率によって、各金融機関によって基準を設けているからです。

 

一つの目安が「カードローンやキャッシングなどと自動車ローンの合計が年収の50%以内で、その年間返済額が年収の40%以内」ですが、これは標準又は比較的緩い場合と考えてください。

この場合ですと、年収400万の人が、現在借入が一切ない場合としてローンを組める金額は200万が上限となります。